2011年6月アーカイブ

そうしてくれよ。

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「旦那、 あやまっちまえよ!」

「そしたら、おいらたち森へ帰れるんだぜ! なぁ〜、そうしてくれよ。」

「シリウスの旦那、なぁ〜、そうしてくれよ」と、ジャンゴジャンゴが言いました。

何と無謀にもこの大陸で最も偉大な大陸の王者、シリウスにもため口で話すジャンゴジャンゴは、

怖いもの知らずのあきれたいかれイタチ。

でも、彼の言っている事は確かに正しい・・・・。

「どんなにえらくったてよ、悪い事したら謝らなくっちゃいけないよなぁ〜、旦那。

それが、上に立つもんの生き様ってもんだろ〜。」と、ジャンゴジャンゴは

得意になって話すのでした。

そして、シリウスが身体に似合わずものすごい小さな声で

『ゴメン・・・』と、言ったような言わなかったような・・・・声が森に広がりました。

すると扉は、大きな口を開けたのでした。

「そりゃぁ、扉を壊した本人が謝れば、いいんじゃない。」と、くまうしがシリウスの方を見ていいました。

「そうだよね。壊したのは、シリウスだもんねーッ!」と、アレックもシリウスを見つめます。

「やっぱりそうだよなぁ。シリウスさん・・・・」と、ジャンゴジャンゴも視線をなげると

シリウスは、大きな巨体を小さく丸め、ものすごく後ろめたい表情でこの場を去ろうとしてしていました。

「どちらへお帰りですか。」と、みんなが尋ねるとシリウスは、

「チョッと、森の様子をパトロールしようと思って・・・・」と、小さな声で答えたのでした。

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